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低予算で工夫を凝らした注文住宅

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建築総工費2000万円以下というコストの条件の中で、埼玉にお住まいのAさんは見事に希望通りの健康的で快適な自然派住宅を完成させました。

しかし、素材にこだわるとどうしてもコストが膨らんでしまいます。

そこで、依頼を受けた若手建築家はとにかくさまざまな部分でコストダウンを図りながら家を完成へと導いていきました。

一番コストダウンで大きかった部分としては、まずは建材の量です。素材の品質は落としたくなかったために杉を使いたいというAさんご夫婦の希望をそのままに、床板を厚くすることで床を支える根太という角材をなんとなくしてしまったのです。

素人考えでできる発想でないところですよね。さすが建築家さん。これにより15万円ほどの削減に成功です。

続いて、生石灰クリームという壁材を内壁に塗る塗装作業をAさんご夫婦自らがおこない、これを提案した建築家も作業を手伝うことで費用は材料費だけに押さえることができたそうです。この自前塗装で20万円の削減。そしてそのほかも小さい部分も大きな部分も問わず、いたるところでコストを抑えようとAさんご夫婦と建築家が互いに案を出しあって頑張っておられました。上棟式の費用も料理の大変得意な奥様が冬場の寒さも考えて、手作りおでんをふるまうなどで地道に着実にコストダウンを実現されていました。

この努力の結晶ともいえる注文住宅は、出来上がった後もコストダウンをAさん家族にもたらしてくれていました。

夫婦で塗った生石灰クリームの壁材と杉という自然素材を譲らずに活用したことで、空気清浄効果のほかに湿度の安定が実感できるそうで、梅雨時のじめじめした季節ですら常に湿度は60%という快適な状態を保ってくれるおかげで、除湿・加湿の心配が全くないといわれていました。

杉の質感を生かした、床と天井はそのまま木の肌が見えるあたりも心身ともに毎日を健康にしてくれそうな雰囲気のある素敵な注文住宅でした。

ローコストで自然素材がふんだんな住宅

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埼玉県にお住まいのAさんご夫婦が、小さなお子さんのために健康で快適に過ごせる家を建てようと決意されたとき、すでに5年前に購入した築30年になる中古住宅にお住まいでした。

その中古住宅を取り壊し、そこに新しい家を建てようと決心されたのですが、先に住宅を一度購入していることもあり、建築総工費は2000万円以内というのが限界だったと言います。

そこで住宅展示場を多く見て回ったものの、しっくりこなかったため早速建築家探しを始めました。インターネットも利用して自分たちのイメージをかたちにしてくれる建築家に巡り合えるまでひたすら地道に探されたそうです。その中で出会った建築家のひとりに、まだ誰にしようかとも決まっていない段階で模型を作ってくれてとても熱心だった建築家と出会います。その方と会ってみて、もともとの好みが似ているように感じたという理由で、独立されたばかりの若手の建築家へ依頼を決意されたそうです。

とにかく「はだしで歩ける肌触りのよい家」「日当たりのいいリビング」という希望を譲ることはできず、結果プランとしては建物面積17坪、延べ床面積28坪、バルコニーと大きな窓が特徴的な3LDKで二階建ロフト付きの一軒家となりました。

光の差し込む2階に12畳のリビングと6畳のキッチンを配置して、天井の高さは最大で3.7Mという開放感。キッチンの隣に隠れ部屋の様な3畳ほどの和室も設置したというのが、安らぎと実用を兼ねた羨ましい間取りです。

一階は寝室と子供部屋に、バスルームなどの水回りを配置しています。当初は子供部屋を独立させていたそうですが、より広い部屋にしたいというAさんの希望で間仕切りをなくしてデッキに面した通路でつなげることとなりました。

お子さんが二人いらっしゃいますが、キッチンでは一緒に料理を作れるようにしたり、夫婦の寝室からでも常に子供の気配が感じられるように扉を隔てて隣の子供部屋と並べて配置したり。家族全員が一つの家の中でいつも存在を感じられるように配慮されているとてもこころがなごみそうなお宅が完成していました。

では、このつづきはご夫婦が苦慮されたコストについて。