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段差を可能な限りなくしたバリアフリー住宅

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日本は、高温多湿の気候ですので、伝統的な木造住宅を建てる時、構造材を腐食から守るために、床下は少し高くしています。その高さが住まいを守ってきたのですが、大きな段差となってしまっています。玄関土間と玄関ホールには、25㎝程度の段差がありました。
そのため、高齢になったり、足の怪我をして、行動に不自由を感じたりした時、この段差がかなりの負担になってしまいます。ただ、日本の習慣として、玄関土間で靴を脱いで、玄関ホールに上がりますから、段差があることで、土や埃が室内に上がるのを防いでくれてもいます。

私の友人は今まで、分譲マンションに住んでいました。その時の玄関土間と玄関ホールの段差は、5㎝程度でした。彼女の感覚では、5㎝の段差と言うのは、ほとんど段差と言うことを感じない程度で、むしろ、段差が低すぎて、土や埃が、時には、子ども達の靴までもが、玄関ホールに上がってくることもありました。しかし、彼女が、足首を捻挫した時、しばらく、ギプスで固定し、松葉杖が必要な生活をしました。元気な時は、段差など感じることはなかったのですが、ひとたび、足首を痛めてしまい、歩行に不自由を感じると、わずか5㎝程度の段差が高く感じてしまったそうです。この低い段差につまずいて、転倒しないように、細心の注意をしたそうです。

このたび、二世帯住宅を新築する時、玄関土間と玄関ホールの段差をなくしました。同居する両親は、まだまだ元気なのですが、将来のことを考えると、住まいの中の段差を可能な限りなくし、バリアフリーにしておこうと思いました。玄関土間で靴を脱いで、玄関ホールへ上がるという形にしていくのですから、段差でなく、床材の材質によって、その区別をつけるようにしました。玄関土間はテラコッタ風のタイルで、玄関ホールは従来通り、木のフローリングにしました。家族は、シューズクロークで靴を脱いで、収納するようにしましたから、土や埃の心配も少なくなりました。